悩む男性と薬を飲もうとしている男性
病原体

若者を中心に近年増加しているSTD。STDとは性感染症のことを言い、十分な知識がないまま性行為をしてしまったり、風俗店の増加によって感染してしまう若者が多いです。対策として有効なのはコンドームなどの避妊具を使用しての性行為ですが、快楽だけを求めて軽い気持ちで何の対策もせず性行為をした結果妊娠やSTDなどの性病に感染してしまったという人が増加しています。自覚症状もないものもあり、何年も体の中に潜伏するものもあります。

特に感染者が多い性病の種類とは

特に感染者数が多い性病を紹介します。1つ目は淋病で、感染してから症状が現れるまでに2~7日かかります。オーラルセックスによって感染する可能性が高い性病で、感染してしまった場合、男性は排尿をする際に痛みを感じたり亀頭から濃いめの黄色の膿が出ます。女性はおりものが増えるだけで痛みも感じずただ排卵日のおりものだろうと勘違いをしてしまう事が多く、見落としやすい性病ともいわれています。
クラミジアは感染してから症状が現れるまで1~4週間です。性行為をすると感染の可能性が高くなる性病で、男性は感染すると尿道にむず痒いような違和感が現れます。女性の場合は帯下が増えて腹痛になりますが、排卵痛と勘違いをしてしまったり、少し体調が悪いのかと勘違いしてしまったりして性病を見逃してしまう可能性もあります。
雑菌性尿道炎は感染してから発症するまで1~10日かかります。手が汚れている状態で性器に触れた場合、その傷口から雑菌が入り込むことによって感染し尿道に炎症が起こります。男性の場合は感染すると排尿時に痛みを感じるので気が付くことが多いのですが、女性の場合は特に自覚症状がありません。
軟性下疳は感染してから発症するまで3日から1か月かかります。日本では感染することは余りないのですが、東南アジアやアフリカに南米で感染しやすい性病です。感染した場合男女共に症状は同じで性器に豆粒ほどのしこりが出来ます。進行すると強い痛みを伴い潰瘍が患部に広がってしまいます。発症してしまうとHIVへ感染しやすくなってしまうので、性器に違和感が出たら早めに医療機関をじゅしんする必要があります。
梅毒は第1期から第4期まで存在します。感染してから発症まで3週間から3か月の時間があります。皮膚や粘膜の小さな傷から病原菌が侵入し、発症します。第1期は性器に痛みを伴わないしこりが出来、第2期になると全身に小さな斑点が出ます。男女共に特に資格症状が現れないことが多く、血液検査にて発見することが多いです。
性器ヘルペスは潜伏期間は3日から1週間程度、何度も再発を繰り返します。男女ともに小さな水泡が多数で気、痛みやかゆみが現れます。1度感染してしまうとウイルスを死滅することが出来ないので体調によって再発を繰り返します。

なぜSTDは問題視されているのか

なぜここまでSTDは問題視されているのでしょうか。性感染症は男女ともに症状の現れ方や発症の度合いも全く異なります。性感染症は無症状の場合が多く、感染したことに気づかないことが多いです。特に女性の場合はおりものが増加したという事が多く、感染したことに気づかないまま次のパートナーへ移してしまうことが多くあります。男性の場合は排尿時に痛みを感じたり、亀頭から膿がでたりと症状が現れる事が多いため、泌尿器科を受診したところ感染していることに気づくことが多いです。
この性病を放置してしまうと女性の場合は妊娠を望んでもなかなか出来にくい不妊症や子宮外妊娠の原因になってしまったり、骨盤内感染症になったり様々な影響が現れます。更に怖いのが治療をしっかりとしていないまま妊娠してしまうと垂直感染や産道感染が起こり、生まれてきた我が子へ性病を移す原因となってしまいます。性器周辺に腫瘍が出来た場合は子宮頸がんの発がんの原因にもなってしまうため、定期的な検査をしなければいけません。
また、性感染症に罹患している場合、粘膜が炎症を起こしてしまったり傷ついていたりします。その場合気を付けなければいけないのはHIVです。国内だけではなく世界でもこのHIVに感染している人は多く日本でも社会問題になっています。性感染してしまう年齢層は男女別に異なり、男性は20~30代前半、女性は10代後半から20代で多くなっています。若者の性感染症が多く、また検査を定期的に受けていない人は沢山います。特に性に関して興味がでてくると、避妊をせず性交渉をしてしまったり交際相手以外の異性と性交渉をするといった人も多いです。先輩の付き合いで風俗へ行きそのまま性感染症になってしまったというケースも多く、特に風俗は性感染症やHIVのウイルスをもらう確率が非常に高くなってしまいます。感染を防ぐためには複数の人と性交渉をしないこと、性交渉をするときは必ずコンドームを着用すること。性交渉をする前は体を清潔にして尿道炎などを予防したり、オーラルセックスは避けるなど自分で今からできる感染症の予防対策を始めるようにしましょう。